地域包括ケア病床

地域包括ケア病床とは

写真:地域包括ケア病床

急性期病床と介護施設を含む自宅の中間にある病床です。

急性期治療を終了し、病状は安定したものの在宅・社会復帰に不安がある患者さんが
退院後の生活の準備をするための病床です。
病床には、看護・介護スタッフに加えて医療ソーシャルワーカーやリハビリスタッフなどの専門職員がおり、最大60日の入院期間を通じて、ご自宅や地域へ安心してもどれるよう、スタッフ一丸となって協力いたします。

また、藤田病院の地域包括ケア病床は、特養せとうちや特養せとうちの郷及び近隣の介護施設、
医療機関との連携によりスムーズに退院できるようサポートいたします。

入院対象者

  • 病状が安定しているが、もう少し経過治療が必要な方
  • ご自宅や施設への生活復帰のための準備が必要な方
  • ご自宅で生活中だが、介護者(家族)の都合により一時的に
    入院が必要な方
  • ご自宅での生活に向けてリハビリの継続が必要な方
  • ご自宅や施設で療養中だが、調子が悪くなったなどでお困りの方

この他にも当院では可能な限り、患者さんを受け入れるよう努力しております。

特徴

110対1看護

写真: 10対1看護

当院の地域包括ケア病床は急性期病床内にあります。
そのため、通常求められる看護配置(看護師1人に対して患者13人以下)より多くの看護師を配置(看護師1人に対して患者10人以下)しており、充実の看護サービスを提供します。

2リハビリ

写真: リハビリ

専従のリハビリテーションスタッフを配置し、必要な方には歩行訓練などのリハビリテーションを行います。症状によって食べることが難しい患者さんには摂食機能療法などの食べるための訓練も実施し、退院後の生活に困ることのないようサポートします。

3退院支援

写真: 退院支援

入院早期から退院支援を開始します。
介護制度に精通した病床専属の医療ソーシャルワーカーを配置しており、豊富な知識をもとに退院後の生活や介護支援などについて患者さんやご家族の希望も取り入れながらアドバイスします。さまざまなお困りごとをご相談ください。

4介護支援

写真: 介護支援

体調が悪くないと入院できないと考えていませんか。
当院では、介護者であるご家族の負担軽減のためのレスパイト入院を受け入れております。患者さんの体調が良好であっても、旅行や冠婚葬祭で介護者が不在にするなど事情がある場合には一時的な入院が可能です。1泊入院もお受けします。

入院から退院までの流れ

写真:入院から退院までのイメージ

入院問い合わせ先